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生きてます。コロナの中 [Diary]

皆さま、お元気にされておりますか?最近、生存確認の連絡が入るようになっており、生きていることを宣言せねば。。。と思い記事をアップしております。生きていますよ~。

春から初夏にかけて、緑が覆ってくる我が家です。玄関先のピンポンの上に、小さなお家を配置してから、だんだん緑が増して馴染んでまいりました。

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クリスマスローズが終わるころ、エゴノキのピンク色の花が咲いて、次にこのピンクのアジサイが咲き始めます。色合い的にピンクが多い家です。

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小さいアジサイを2年前に植えてから、こんなに丈夫になり花が楽しめるようになりました。アジサイの花と思っている部分は、ガクなのだそうです。

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コロナとは関係ないのですが、自分は自分で勉強の世界に身を置いて過ごしています。家族関係論という本を読んでいました。

数年前、マララさんの存在を知りました。男尊女卑が到底許されないレベルの国で、どうやったらマララさんみたいな女性を育てることができるのか?という問いに、マララさんのお父様が「娘の翼を折らなかっただけです。」と答えました。私は、パキスタンやインドでの、女性への差別が恐ろしいと思いました。しかし、女性に生まれて苦しい思いをする社会の中、女児を産んだお母さんは、同じ苦しみに耐える女性に育てようとするのが、不思議でなりませんでした。負の再生産はどうして止められないのか?と思っておりました。


日本では、「女性は家庭に」なんて今の時代、古臭い言葉ですが、1970年代はサラリーマンが増えて、家庭にて家事、育児、介護を女性の仕事として性別役割分業をジェンダーを利用して、縛り付けていた日本の風習がございます。九州の片田舎に育った私は、どうして女性に生きにくい社会が存在するのか、大変疑問だった。男性に都合の良い社会にずっと疑問でした。(東京に上京した時に、九州よりもっとリベラルな世界が広がっていたことに、感激したほどです。)家族関係論の本を読んでいて、実は私も、母に「女らしく、家庭や介護に適応した女性」に育てられていたことに気づいたのです。母としては、その方が私が幸せになる確率が高くなるからという一般論スケールのもと、育てたのでしょう。当時の当たり前です。パキスタン、インドをひどい国だと思ったのですが、実は自分の負の再生産の中にいたのだと気づいたのでした。今更、だからといってなにか社会に問いたいとまでは思っていないのですが、これからの時代の生き方として、女性はもっと自由になるべきだと感じます。女性の自由を応援している国は、結婚という概念も、キャリア形成の概念も、日本とは違います。そういった国の方が、出生率は、日本よりずっと高いのは、今や周知の事実です。


おいおい、刺しゅう愛好家の皆さんに、家庭的に育てられたことが悪いみたいじゃないか。。。と思われたかしら?幸せならそれでいい。もし、生きにくいと感じているなら、もっと自由になって、そして手芸、刺しゅうがジェンダーとは関係なく、楽しめる社会をこれからは、どんどん進めていけるといいな~と感じております。


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