成道会に古寺に響くボヘミアの調べ [Diary]
真言宗 泉涌寺派 鷲峰山 真言院 覚園寺
1218年北条義時公の薬師如来信仰により建てられた大倉薬師堂、1296年元寇の再来がないようにと願い、智海心慧律師を開山として、真言・天台・禅・浄土の四宗を学べる道場として覚園寺となりました。ご住職に、本堂の薬師三尊座像の説明を受け、戦後の新聞記事や写真なども見せていただきました。12月8日(成道会)に、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のバオリニスト、イルジーさん、名誉首席チェリスト、ホストさん、そして鎌倉で活動されているピアニスト、染川真弓さんがチェコを代表する作曲家の曲を中心演奏されました。スメタナの曲で有名なのが、「わが祖国」ですが、この日は「わが故郷より」を演奏されました。他、朝比奈住職の朗読、ピアノの連弾があり、ドヴォルザ一クのピアノトリオ「ドゥムキー」の演奏後、ドヴォルザ一ク作曲で、日本でもおなじみの「遠き山に日は落ちて」を日本人の私たちが歌い、チェコからいらしたお二人にサプラズで歌を披露という、なんだか平和をじわじわ感じる時間を過ごさせていただきました。とても素晴らしかったです。
そして、今日はロミ・ユニコンフィチュールのクリスマスケーキをワイワイと楽しく味わいました。